体外受精中の鍼灸はいつ通う?採卵・移植・判定日までのベストなタイミングを解説


体外受精を進めていく中で、

・鍼灸っていつ通えばいいの?
・採卵と移植、周期ごとにやることや通うタイミングは違う?
・どれくらいの頻度で通うべき?

といった疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。

鍼灸ってなんとなく良さそう。
でも
具体的なタイミングが分からないと始めにくいですよね。

この記事では、
体外受精に合わせた「妊活鍼灸の進め方」を
ステップごとに分かりやすく解説します。


妊活鍼灸の基本|重要なのは「自律神経」と「血流」

まず前提として、妊活において一番大切なのは
【血流】です。

妊娠するためには ”卵の質” を高めなくてはいけません。
そのために必要なのは
卵に「育て!」と命令を送る【ホルモン】と
卵の材料になるタンパク質や脂質などの【栄養】。

そして、
この栄養やホルモンを届けるための ”道” が 【血流】です。

ここで大切なのが
『血流を良くする』=『外から温める』ことではないということ。

実際
冷え性の方が、いくら腹巻きやホッカイロを使っても
冷え性自体が治らないのはこれが理由です。

骨盤内の血流を良くするためには
【自律神経】のバランスを整えることが必要不可欠!

鍼灸は、この自律神経に直接アプローチできる数少ない手段のひとつです。

鍼の刺激が神経系に働きかけ、交感神経の過度な緊張をゆるめます。
すると毛細血管が開き、
子宮卵巣へホルモンや栄養を届ける”道”ができる——

つまり鍼灸は、
「外から温める」のではなく
「内側から血管を開く」ことで
脳から出るホルモンや、食事から摂った栄養を
細胞まで届けることができるんです!



クリニックでの治療と併せて、鍼灸を取り入れることで
卵の質や内膜の質を改善しやすくなるので
ここからはステップごとの目的と、
鍼灸を受けるのにおすすめのタイミング、
来院頻度についてお話していきます。


ステップ① 採卵前|卵巣の血流を高める

採卵前の目的はシンプルです。

👉 「質の良い卵胞を育てる環境をつくる」こと

卵胞の成長には、卵巣への十分な血流が欠かせません。

血流が不足していると、
栄養やホルモンが届かないため、

・卵胞の育ちが遅い
・採卵の数が取れない
・空砲が多い
・採卵できても途中で止まってしまう
・FSHが高い
・E2が低い

といったことが起こりやすくなります。

▶ 通院頻度の目安

・週1〜2回(理想)
・最低でも週1回

特に刺激周期に入る前から整えておくことで、
採卵結果の土台が変わります。


ステップ② 移植前|子宮内の温度を上げ、内膜の質を高める

移植に向けては、

👉 「着床しやすい子宮環境をつくる」こと

が最も重要です。

ポイントは「子宮の血流」です。

血流が良い状態では、

・内膜が厚くなりやすい
・ふかふかで柔らかい状態になる
・着床環境が整う
・妊娠維持に繋がりやすい

といった変化が期待できます。

逆に血流が不安定だと、
内膜の状態にもムラが出やすくなります。

▶ 通院頻度の目安

・週1回(継続)
・内膜が気になる場合は週2回

採卵後も間を空けずに施術を続けることで、
移植への流れをスムーズに作ることができます。


ステップ③ 移植当日|着床率を高めるサポート

移植当日は非常に重要なタイミングです。

当院では、

👉 移植当日に合わせた施術を行うことが可能です。

目的は

・子宮の血流を最大限に高める
・子宮の緊張を緩める
・着床しやすい状態を作る

ことです。

実際に、

・移植前に施術を受けて着床した
・心と体がリラックスした状態で臨めた

といったお声も多くいただいています。


ステップ④ 移植後|妊娠継続と体調サポート

移植後は「判定日まで」がゴールではありません。

👉 妊娠を継続させるための体づくりが重要になります。

この時期は、

・自律神経の安定
・子宮の血流維持
・ホルモンと栄養の供給
・胎盤の安定

が大切です。

また、

・つわり
・不安感
・冷えやむくみ

といった症状が出やすい時期でもあります。

鍼灸ではこれらに対してもアプローチし、
出産まで継続的にサポートすることが可能です。

▶ 通院頻度の目安

・週1回ペース(初期〜安定期まで)
・10日〜2週間に1回ペース(安定期〜臨月まで)
・体調に応じて調整(初期はつわりの軽減にも◎)


なぜ「継続的な通院」が必要なのか?

鍼灸は1度の施術でも十分に効果がありますが、
妊娠を目指すのであれば
週1回〜10日に1回ペースで通うことをお勧めしています。

これは、

👉 血流不足や自律神経の乱れは「一度整えてもまた戻る」ためです。

特に自律神経は、

・ストレス
・気温変化
・仕事環境

などの影響を受けやすく、すぐに元に戻ってしまいます。

だからこそ、

👉 定期的な刺激で「良い状態をクセづける」ことが重要です。

これにより、

・血流が安定する
・ホルモンバランスが整いやすくなる
・妊娠しやすい状態が維持できる

といった変化につながり、自分が本来持っている調整機能が回復します。


まとめ|鍼灸は「継続的に通う」ことで効果が変わる

体外受精における鍼灸は、

ただ通うだけでなく
周期ごとの目的を意識して受けることも重要です。
その施術を何のためにやっているかを
意識するかしないかでも結果が変わってくるんです!

✔ 採卵前:卵巣の血流を上げる
✔ 移植前:子宮環境を整える
✔ 移植当日:着床しやすい状態にする
✔ 移植後:妊娠継続と体調サポート

そしてその土台として、

👉 継続的な通院による自律神経と血流の安定

が大きく影響します。


「何から始めればいいか分からない」
「どのタイミングで通っていいのか不安」

そんな方は、現在の治療状況に合わせて
最適な通院プランをご提案できます。

無理のない形で、
あなたに合った妊活の進め方を一緒に考えていきましょう。

阿部宏美

分院長|妊活専門鍼灸師
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)

《専門分野》
妊活鍼灸|不妊治療サポート|体外受精(IVF)サポート|男性不妊|マタニティ鍼灸|産後ケア|自律神経治療|英語対応

横浜生まれ、横浜育ち。**呉竹鍼灸柔整専門学校(現・横浜呉竹医療専門学校)**を卒業後、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)を取得。

海外で暮らしていた際にはマッサージセラピストとして施術を経験し、アロマテラピーやメディカルハーブについても学びました。
妊娠を目指す方の体質改善はもちろん、「鍼灸に出会って人生が変わった」と感じていただけることも私の願いです。妊娠・出産だけでなく、産後やその先の育児まで、安心して過ごせる身体づくりをサポート。関わるすべての方の心と身体が元気になれるよう、日々施術に取り組んでいます。

ジネコラボ横浜山下町(当院)のご案内

横浜周辺やみなとみらい、中華街エリアの妊活・不妊治療専門鍼灸院です。
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